今回の記事は、前回に引き続き9/26日~28日に開催された、
2008MotoGP日本グランプリ-ツインリンクもてぎの観戦記の後編。
さて、9/28日(日)は、いよいよ決勝レース!
帝王バレンティーノ・ロッシはどうタイトルを決めるのか?
ディフェンディング・チャンピオン、ケーシー・ストーナーが意地を見せるのか?
ポール・ポジションのホルヘ・ロレンソの暴れっぷりは?
期待が膨らむ中、ツインリンクもてぎに向かいます。
と、気合を入れてツインリンクもてぎに向かったものの
茂木駅を過ぎたあたりから、大渋滞!!
6kmほどの道のりに、1時間半ほどかかってしまい、
結局バスで、2時間半ほどかかってしまいました。
ツインリンクもてぎに着いたら、すでに午前10時半を回ってる。
早くしないと、125ccの決勝が始まってしまう!
急ぎ、90度コーナーに向かうが、今度は人ごみで前に進まず。。。
90度コーナーについた時は、125ccのファーメーションラップ直前でした。
今回リザーブしたのは、90度コーナー手前のZ席。
ダウンヒルストレートからの壮絶なブレーキング競争が見れる、
もてぎ有数のパッシングポイント。
昨日カメラの練習を兼ねて、予選を観戦したのもこの席でした。
席にたどり着くと、ほぼ同時に125cc決勝スタート。
スタート直後、ポール・シッター、ランキング1位のマイク・デ・メッリオが
飛び出すも、ステファン・ブラドル、そして、
昨年のチャンピオン、ガボーレ・タルマクシが追撃。
3台が0.5秒差という、テール・トゥー・ノーズの戦いを制したのは
ランキング3位のステファン・ブラドル。
しかも、1位、2位の差が0.151秒差とい超接近戦!
ブラドル、見事でした。
日本の小山知良は、11番と振るわず。。来期に期待といった所でしょうか?![]()
(小山知良)
125ccの熱い接戦に場内が盛り上がった所で、250cc決勝。
予選終了間際、渾身のタイムアタックで2番グリッドについた、
青山周平にも期待がかかります。
250cc決勝。スタートと同時にポール・シッターの
マルコ・シモンセリがトップに立ちます。
シモンセリ、序盤はジュリアン・シモン、
中盤以降は、アルバロ・バウティスタの猛烈な追い上げを受け、
しまいには、アナウンサーから「モジャ・モジャ・ヘア」(笑)と言われ続けながらも、
粘りの走りでトップを死守。
見事、ポール・トゥ・ウィンを飾ります。
不運だったのが、バウティスタ。
終了ギ間際猛烈なチャージを見せるも、周回遅れに挟まれ、チャンスを逃します。。
2番手スタートの青山周平はジリジリと順位を下げ、9位でフィニッシュ。
対照的に、8番スタートの高橋裕紀は、粘りに粘って6位でフィニッシュ。
来期は遂にMotoGPにステップアップ。
頑張ってほしいものです。
苦しい戦いを勝利したシモンセリ。
よっぽど嬉しかったのか、ウイニング・ランの最中、
目の前で、バーンアウトのパフォーマンスを見せてくれました。
感謝、感謝。
さて、いよいよ待ちに待ったMotoGP決勝。
場内のテンションも上がります。
緊張のスタート!
ポール・ショットを決めたのはケーシー・ストーナー。
![]()
(先頭:ストーナー、ダニー・ペドロサ、ニッキー・ヘイデンと続く)
しかし、2番手につけていたダニー・ペドロサがすぐさまトップを奪います。
ブリジストンタイヤにスイッチしたばかりのペドロサ。
言ってみれば、ほとんどぶっつけ本番。
そんな状況の中トップを走ります。
4位を走行していた、バレンティーノ・ロッシも何時の間にか3位に浮上。
前の2台を不気味に追走します。
序盤トップに立つペドロサですが、マシンとタイヤのマッチングが万全じゃないのか
それとも、怪我が完治してないのか、あっさりストーナーとロッシにかわされ3位に後退。
レースはストーナーvsロッシという様相に。。
ストーナー、ロッシの一進一退の攻防が続く中、
4位に後退し、さらに、前の3人に大きく差つけられていた
ホルヘ・ロレンソがペドロサを猛追撃。
今回のロレンソ車は、ルパン三世のイラストが描かれたスペシャル・カラー。
なんでも、ルパンがFIATに乗っていたのにあやかっての事だとか。。。
一方、3番手スタートのニッキー・ヘイデンはロレンソの後方、5番手を走行。
来期はDucatiに移籍するヘイデン。
果たして、2006年のチャンピオンの意地を見せる事ができるでしょうか?
そして、ヘイデンに代わり、REPSOL HONDAシートを獲得した、
アンドレア・ドヴィツィオーゾは、6~9位の中盤グループを走行。
個人的には好きなライダーなんですけどね。。。
来期REPSOLでそのポテンシャルに期待したいです。
同じグループに日本の中野真矢もいて、ヘイデン、ロリス・カピロッシ、
コーリン・エドワーズらとポジション争いを繰り広げます。
ちなみに、ワイルドカードの秋吉耕佑は早々にリタイヤ。。。
さて、ストーナーvsロッシのトップ争い、
そして、距離を空けて、ペドロサvsロレンソの3番手争い。
二つのグループに分かれての上位争いに、膠着が見られたレース終盤。
14週目で遂にロッシが動きます。
第3コーナーであっさりストーナーをパス。
そして、あっというまにその差を広げます。
こうなったロッシをもう誰も止められません。
ストーナーに、迫られて引き離し、迫られては引き離しを繰り返すロッシ。
接近を許しません。
ストーナーは速かった。しかし、それ以上にロッシは強い!
一方、1~2位争い以上に熾烈だった3位争い。
ペドロサを猛追撃するロレンソ。
必死にロレンソをブロックするペドロサ。
最後には、勢い余ったロレンソがペドロサに接触!
ロレンソは結局4位に終わりましたが、その暴れん坊っぷりには
目を見張るものがあります。
結局レースは、ロッシが自身の王道とも言えるパターンで優勝。
最終的なリザルトは以下の通りになりました。
- Valentino ROSSI
- Casey STONER
- Dani PEDROSA
- Jorge LORENZO
- Nicky HAYDEN
- Loris CAPIROSSI
- Colin EDWARDS
- Shinya NAKANO
- Andrea DOVIZIOSO
- John HOPKINS
- James TOSELAND
- Randy DE PUNIET
- Marco MELANDRI
- Sylvain GUINTOLI
- Anthony WEST
- Toni ELIAS
- Alex DE ANGELIS
蓋を開けてみたら、見事なまでのロッシ劇場。
タイトル獲得を、見事なまでの優勝で飾ったあたりは流石。
よっぽど嬉しかったのか、長々とウインング・ランをするロッシ。
途中マシンを止めて、ヘルメットに“タイトル認定のサインと判子”を
押してもらうパフォーマンスまで披露し会場を湧かせます。
さて、2回にわたり2008MotoGP日本グランプリの模様を投稿しましたが
観戦後、第一に思ったのは「本当に今年のロッシは強い!」
正直、3年前まではロッシだけが突出している印象でしたが、
ストーナー、ペドロサといった、優勝を狙える“速い”ライダーを向こうに回して
これだけのパフォーマンスを発揮した今シーズンのロッシこそ“最強”だと思います。
来シーズンからのタイヤメーカーの統一。
ロッシ、ストーナー、ペドロサの“3強”(?)の一角に食い込んでくるだろう
ロレンソ、ドヴィツィオーゾといった、さらなる若手の台頭。
残り3戦、そして次のシーズンが今から楽しみです。
来年も又、もてぎでタイトルが決まるのを期待しつつ、観戦記を終わります。
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