前々回、前回に引き続き、2007年MotoGP・日本グランプリ観戦記。
今回は、いよいよ、決勝レースです。
まずは、ピットウォークに参加すべく、早朝からツインリンクもてぎに出向きます。
コースに下りて見ると、広い、こんな所を時速300km近くで走るのかと
感慨に耽ってしまいます
そして、ピットへ、モンスターGPマシンが出迎えてくれます。
いよいよ、Ducatiのピットへ。。。
D16ストーナー車が出迎えてくれます。
そして、やたらと目立ちたがりのKAWASAKI、
目の前でエンジンを煽ってくれます。
近くで聞くとものスゴイ音です。
耳栓必須なのも頷けます。
次にYAMAHA。ものスゴイ人だかりでした。
この日は、決勝当日の早朝もあってか、ピットもピリピリしたムードで
Ducati始め、早めにピットを閉めるチームがほとんどでした。
そんなこんなで、いよいよ決勝レースへ。
しかし、昨日までの快晴と打って変わって、怪しげな空模様。。
そして、遂に雨が降り始めます。
今回リザーブした席は、グランドスタンドA席。
ビクトリーコーナーを立ち上がり、ホームスレート、第1コナー、
少し通いけど、第3コーナーまで一望できる席です。
というわけで、雨の中、125cc決勝レースが始まります。
若いライダーが多いクラスだけあって、ヤンチャな走りが目立ちます。
ほぼ完全なウェットコンディションの中、転倒、コースアウトも多い。
そんな中、サイド・バイ・サイドのバトルが見れるのがこのクラスの魅力です。
何より、KTMから参戦していた日本人ライダー・小山知良に期待がかかります。
ここ一発の速さには定評のある小山。母国のグランプリに相当な気合が入ってるはずです。
しかし、序盤は頑張るものの、徐々に順位を落とし、最終的には14位でゴールします。
そして、ウェットコンディションのまま、250cc決勝レースが始まります。
日本人ライダーが多いこのクラス。当然応援にも熱が入ります。
しかも、PPは青山周平!
青山周平、スタートからホールショットをとりますが、ホームストレートに
戻ってくる頃には、アンドレア・ドビツィオーゾにトップを譲ってしまいます。
しかし、青山周平の兄・青山博一が、ドビツィオーゾを追撃。
かと思えば、いつのまにか、高橋裕紀とホロヘ・ロレンツォがトップ争いをして、
青山博一が後退しているといった具合に、目まぐるしく順位が変わります。
そして、ロレンツォが後退。ミカ・カリオがトップに踊りでて、
高橋、ドビツィオーゾと3人でトップ争いを繰り広げていきます。
そんな最中、高橋がコースアウト!!そして、いつの間にか順位を上げて
ドビツィオーゾをパスしたはずの青山博一が転倒!!!
日本人ライダーの健闘空しく、ミカ・カリオが優勝。
高橋が4位。青山博一が8位。周平が9位に終わってしまいます。
しかしながら、中々熱いレース展開に、雨の寒さも忘れてしまいます。
そして、いよいよ、Moto Gp決勝レース。
250cc終了間際あたりから、雨がやみ始め、路面はハーフウェット。
各チームとも、ピットにサブマシンを用意しています。
恐らく、スタート時のタイヤ選択と、マシンの乗り換えタイミングが
勝負の鍵を握るでしょう。
そして、スタート。
ホールショットは、PPからスタートのダニー・ペドロサ。
ストーナーは4番手、2番手スタートのロッシは8位あたりまで
順位を下げます。
ペドロサが1周目リードを奪っていきますが、な、なんとKAWASAKIの
アンソニー・ウェストが2周目でトップを奪います!!!
しかし、ウェストはジャンプスタート。
ペナルティのため、まもなくピットイン。
その直後。ホームストレートで、ストーナーがペドロサをパス!!!
事実上のトップとなります。
そして、マルコ・メランドリがペドロサをパスし、2位へ
ロッシは、様子を伺っているのか、トップグループの最後尾を
(7位あたり)を不気味に走ります。
徐々に乾きはじめる路面、タイヤが厳しいのか、
ストーナーはメランドリにトップを譲り。
対するロッシはじわりじわりと3位まで順位を上げていきます。
8周目以降、どのライダーもマシンを乗り換える中、
トップグループはマシンを乗り換えせん。
そんな中、徐々にストーナーとの差を縮めるロッシ。
そして、11周目ロッシが遂に、ストーナーをパス!!!
さらに12周目にはトップに躍り出ます!!
一方ストーナーは徐々に順位を後退。
「もてぎでストーナーがタイトル決定」という私の確信が
崩れ始めます。
この後、マシンの乗り換えで目まぐるしく変わる順位。
もう、何かなんだかわからくなります。
残り10周、ペドロサが転倒リタイヤ。
そして、残り9周でようやくロッシがマシン交換。
先にマシン交換をしていた、ストーナーの前にでるものの
次の周回で謎のピットイン!!!
この時、横に座っていたロッシ・ファッションのカップルに
「ロッシがピットインしてる!」と叫んでしまいました。
そして、次の周ではコースアウト!!!!
呆然とする隣のカップル。。。。
この時点で、いち早くマシンを乗り換えた
ストーナーのチームメイト・ロリス・カピロッシがトップ!
2位にはなんと、KAWASAKIのランディ・ドプニエ。
ストーナーは5位。ロッシは11位まで後退します。
後は、このまま、カピロッシがぶっちぎりの独走でチェッカー。
2位は大金星。KAWASAKIのドプニエ。
ストーナーは6位。
この瞬間ワールドチャンピオン確定!!!
私の「もてぎでタイトル決定」の確信が現実となりました!!
最終的なリザルトは以下の様になりました。
1 Loris CAPIROSSI DUCATI
2 Randy DE PUNIET KAWASAKI
3 Toni ELIAS HONDA
4 Sylvain GUINTOLI YAMAHA
5 Marco MELANDRI HONDA
6 Casey STONER DUCATI
7 Anthony WEST KAWASAKI
8 Alex BARROS DUCATI
9 Nicky HAYDEN HONDA
10 John HOPKINS SUZUKI
11 Chris VERMEULEN SUZUKI
12 Makoto TAMADA YAMAHA
13 Valentino ROSSI YAMAHA
14 Colin EDWARDS YAMAHA
15 Shinichi ITO DUCATI
16 Shinya NAKANO HONDA
17 Akira YANAGAWA KAWASAKI
18 Carlos CHECA HONDA
タイヤの選択と、マシン交換のタイミングが明暗を分けたようです。
さすがは、ベテラン・カピロッシ。いざという時やってくれます。
しかも、もてぎ連覇です。
何よりうれしかったのが、応援していたDucatiチームの優勝と
ストーナーがタイトルを決めてくれた事です。
もてぎに足を運んだ甲斐がありました。
さて、本当に今更ながら、足かけ3回にわたって、
2007年のMoto GP 日本グランプリの観戦記を記事にしてきたわけですが、
書いてるうちに、今年もツインリンクもてぎに行ってみたくなりました。
反省点として、撮影に関してもう少し工夫すべきだと思いました。
やはり、望遠レンズ付きの一眼レフかなんかで撮影すべきでしょうか?
(お見苦しい写真ばかりで申し訳ありません。)
この後、帰りは雨と大渋滞に巻き込まれて、家に着く頃にはへろへろに
なっていまうのですが、それも今となっては良い思い出です。
今シーズンに関しては、もてぎでタイトル決定は微妙ですが、
Ducati&ケーシー・ストーナーの逆転連覇に期待しつつ、終わりにします。
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