昨日は、およそ10年ぶりに芝居というものを観ました。
自発的に観にいったわけではなく、勤務先の社長に趣味に無理やり付き合わされたというのが正確なんですが。。。
観た芝居というのが、『上海そして東京の屋根の下で』という芝居です。
内容は、日本POP界の巨星(J-POPの生みの親とい言っているがその程度の枠で収まる人物ではないと思う)服部良一が、出兵先の上海様々な人たちとの交流する様子を面白おかしく、それらの人々が、戦争という時代の奔流に流されていく様を、ちょっぴり切なく描いたミュージカルです。
で、私としての評価はどうかというと
- テーマ:今更って気はするけど、敢えてこのテーマに挑むのもありかな。
- 脚本:途中だれます。もう少し短いほうが、すっきりテーマが伝わる気がします。
- 演技:上手な役者さんと下手な役者さんで差があり過ぎます。
- 歌:上記と同じ、淡谷 のり子役の人はもっとうまくなきと本人に失礼です。
- 総合評価:56点 ただでなかったら観なかったかも。
総じて演技のクオリティに難があったかな。途中だれて、退屈に感じるのも、本当は心にジ~ンとくるはずのテーマがいまいち伝わってこないのもそのせいかも知れません。
小野ヤスシと、木の葉のこが準主役で出ているのですが、さすが二人の演技が立ちすぎて、周りが少しかわいいそうになってしまいました。
と、ここまでは酷評ですが、芝居を観るという経験自体は楽しめました。
芝居ってあんあまり興味なかったんですよね。
映画の方が好きです。というか、私自身、映像製作がバックグラウンドなので、映像に対する思い入れの強さがあります。なので、総じて、映画もドラマも厳しい目で見てしまう傾向があります。
この芝居がいまいち評価できないのは、それが関係しているのでしょう。
ただ、映像というのは、幾度もテイクを重ねて最高の演技を集積できるのに対し、芝居の場合は一発勝負というか、二度と同じ演技は出てこないというのが、ある種の緊張感となって、観客としてはその緊張感を共有できるという面白さがあります。
(映画・映像には、又、違った意味での緊張感があるんですが、映画監督の中には芝居の様に、通しで一発勝負で撮影する人もいますし。。。)
そんな、”生”の面白さは充分満喫できました。
私が10年前に見た芝居というのが、柳美里脚本の『Green Bench』なんですが、あの芝居は強烈だった。
それに比べると、今回見た『上海そして東京の屋根の下で』はかなり落ちるな。
『Green Bench』みたいな芝居だったら、何度でも観たいな。
そんな事を思い出すと、「芝居も悪くないな。」なんて考えてしまいます。
『Green Bench』についてはいずれの機会に記事にしたいですね。
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